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網走市立美術館では若手アーティストの発表の場を提供する事業を行っています。
将来が期待される新進気鋭作家の作品をぜひご覧ください。
展示場所 網走市オホーツク・文化交流センター(エコーセンター2000)2階大会議室前、1階ロビーエレベーター横
展示作家 道山芽生 津田光太郎 所 彰宏 葛西由香
2002年 埼玉県生まれ
2007年 網走へ移住
2021年 札幌大谷高校 美術科卒業
京都芸術大学 在学
2020年 第54回高文連 全道入選 「I'm lovable」
2019年 第53回高文連 全国推薦 「I'm stronger」
2019年 第12回道展U21 大賞 「I'm waiting」
2018年 第11回道展U21 奨励賞 「生命」
私は自分の作品たちに共通したテーマを設定して制作を進めていました。それは人間(自分)と動物の共通部分を表すということです。私はこの作品を制作中、自分のやりたいことが分からなくなっていたり、様々な事で凄く苦しんでいました。そんな時「私にもチャンスはきっと来るはず。その時をじっと待つんだ」という思いを形にしようとし、連想した動物がワニでした。
様々な方にとって勇気や元気を与えられる作品になることを祈っています。
I'M Waiting
制作時期:2019年
制作期間:一ヶ月弱
サイズ:2000×700×400cm
素材:木・新聞紙・毛糸・銅線・ビー玉
受賞:第12回道展U21大賞
1995年札幌生まれ
北海道教育大学岩見沢校大学院教育学研究科修了
2019年 500m美術館冬のセンバツ美術学生展 最優秀賞
2018年 第93回道展 新人賞
2017年 第92回道展 入選
2016年 第71回二紀展 入選
2016年 第12回世界絵画大賞展 最優秀賞
この作品は作者が中原中也の同じタイトルの詩からイメージして独自のスタイルに変化させた作品です。詩を読んでから作品を読んでみましょう。
サーカス
制作時期:2018年
サイズ:162×162cm S100号
キャンパス・油彩
2019年 月冴ゆ -Light Crossing Border-(網走市立美術館)
2019年 Wit and Zen(Grafo gallery (リトアニア)
2018年 The London Original Print Fair 2018(the Royal Academy of Arts/ロンドン)
2018年 シェル美術賞展 アーティスト・セレクション(Sas) (国立新美術館/東京)
2017年 Face展2017 損保ジャパン日本興亜美術賞展 (東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館)
2017年 個展「所 彰宏 見えないことで見えること」 (武蔵野美術大学 Gfal)
2016年 落石計画 第9期 残響3/それぞれの視座 (根室市旧落石無線送信局)
2016年 シェル美術賞展2016 能勢陽子審査員賞 (国立新美術館/東京)
2015年 Transitions 2015国際三学院版画作品展(中国版画博物館/中国)
血はまじりあう
制作時期:2018年
サイズ:727×606mm
サイアノタイプ・白亜地・パネル
1996年 東京に生まれる
1998年 札幌に転居
2006年 10歳で札幌美術学園に通い始める
2011年 3月北星学園女子中学卒業
2014年 3月北星学園女子高等学校卒業
2015年 4月札幌大谷大学入学(この年より毎年道展に出品)
2019年 3月札幌大谷大学卒業
2021年 網走市立美術館で「茂木怜成展」j開催
現在北見柏陽高等学校で美術教諭として後進の指導と、作家活動を続けている。
『自画像』
制作時期:2020年
サイズ:F10号
麻布・油彩
1993年生まれ
網走市立第三中学校卒
網走南ヶ丘高等学校卒
2016年 札幌大谷大学芸術学部美術学科日本画専攻卒業
日本の伝統的な表現技法「見立て」や「やつし」を用いながら、現代に生きる自分ができる表現を考え遊ぶ。
2013年 道展U21 中里賞
2016年 「札幌大谷大学卒業創作展」芸術優秀賞
2020年 日本画の新鋭 「葛西由香展」(網走市立美術館)
2018年 個展「日々とあそぶび」(クラークギャラリー+Shift/札幌)
2016年 開館5周年記念「超日本展」(クラークギャラリー+Shift/札幌)
2016年 Art Fair Sapporo 2016(クロスホテル札幌特別展示)
2016年 「いつかきたみち、こどもみち」500m美術館(札幌地下ギャラリー)
2015年 網走・知床写生成果展(網走市立美術館)
2015年 90周年記念道展(札幌市民ギャラリー)
2013年 道展U21(札幌市民ギャラリー)
明治物語
制作時期:2016年
サイズ:180×360cm
麻紙・着彩 襖仕立て
鎌倉時代に書かれた絵巻物「平治物語絵詞」の一場面を抜粋し、明治製菓のお菓子「きのこの山」と「たけのこの里」の合戦を描いた襖絵。
「平治物語絵詞」の、敵の寝殿に奇襲をかける場面に見立て、きのこ工場に奇襲をかけるたけのこを描いています。
作中には、ひとつだけモグリ(たけのこの頭を被ったきのこ)がいます。ぜひ探してみてください。