都市宣言

交通安全都市宣言

最近交通事情の悪化に伴い事故による死傷者は日夜激増の一途をたどり大きな社会不安を生み出していることは、まことに憂慮にたえない。
このような事態に対処して関係当局が事故防止のため必要な措置を適切果断に講ずることを強く要望するものであるが、われわれも明るい郷土網走市建設のため市民の総力を結集し、交通道徳の高揚と交通事故の根絶を期するため、ここに網走市を「交通安全都市」とすることを宣言する。

昭和39年9月30日　網走市議会

人権擁護都市宣言

本市は、すでに策定した網走市総合計画基本構想において、明るく住みよい快適な生活ができ、高度の教育文化を享受し、さらに所得水準の高い、近代的な生産文化都市を築き上げることを性格目標としており、また市民憲章の中にも、元気に仕事に励み、人の命を大事にして、互いにまごころをもってつきあい、生きがいのあふれる明るく住みよい町を、市民のみんなが力を合わせてつくり上げようとうたわれています。
このことは、快適な生活環境を守り、明るい人間関係をつくってお互いの人権を尊重し、個人の尊厳と平等を基礎とした人の和を大切にする人権の擁護を目的とした平和都市であらんことを示しています。
従って、本市議会は、そのような性格目標に基づいて、明るい市民社会の建設に一層の努力を続けることを、ここに宣言します。

昭和48年12月20日　網走市議会

平和都市宣言

​永遠の平和は、人類すべての願いです。
唯一の被爆国である日本は、核兵器の廃絶と戦争の根絶を世界に訴えています。
わたしたちには、美しい郷土と豊かな文化を守り、平和な未来を子供たちに引きつぐ責任があります。
わたしたち網走市民は、恒久の平和を願い、明るく幸せな市民生活を守るため、平和都市を宣言します。

平成3年9月17日　網走市

平和祈念像 平成4年5月21日建立

健康・スポーツ都市宣言

心身ともに健康で活き活きと暮らすことは、網走市民みんなの願いです。
わたしたちは、網走の将来像「豊かなオホーツクに活気みなぎるまち　網走」を実現するため、誰もが生涯にわたりスポーツに親しみ、健康づくりにつとめ、健やかに生きることを目指し、ここに「健康・スポーツ都市」を宣言します。

平成21年9月15日　網走市

記念セレモニーでの宣言風景 平成21年9月27日

網走市ゼロカーボンシティ宣言

国は2020年10月に、北海道は2020年3月に、2050年までに温室効果ガスの排出量を全体としてゼロにする、『2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現』を目指すことを宣言しました。
本市では、カーボンニュートラルに向けて、2022年4月に、再生可能エネルギーを活用し、二酸化炭素排出量を削減することを目的に、自治体新電力となる「あばしり電力株式会社」を設立し、2023年4月より太陽光発電事業を開始するとともに、2023年3月には「網走市地域再生可能エネルギー導入戦略」を策定したところでございます。脱炭素を様々な環境課題解決のための柱としてとらえ、市民・事業者・市がともに協力し、地域の資源や特性を生かしながら、産業の振興と住民の利便性の向上を図り、将来の世代も安心して暮らすことができる社会の実現を目指します。
ここに、網走市は、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロとする、「ゼロカーボンシティ」を目指すことを宣言します。

令和5年6月13日　網走市