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網走市鉄道記念館客車改修プロジェクト
網走市鉄道記念館の敷地内には、sl(96型49643号機)が展示されています。このslは昭和45年に旧浜網走駅の移転記念に旧国鉄から貸与を受け、駅跡地の中央公園に展示されていました。その後、平成元年に旧湧網線卯原内駅の跡地を整備した卯原内交通公園へ移設されました。
また、かつて網走市と釧路市を結ぶ釧網本線を走っていた旧型客車(オハ47 508)が昭和62年に湧網線の廃線に伴い日本国有鉄道清算事業団より無償譲渡され、slと伴に展示されています。この車両は客車内に入ることができ、多くの方に利用されていましたが、台風被害等により客車内の雨漏りなど破損等が著しく、平成24年から閉鎖していました。
そこで、平成29年7月に「<網走市の挑戦!>旧国鉄湧網線の歴史と価値を次世代へ引き継ぎたい!」という題目のもと網走市鉄道記念館客車改修プロジェクトに取り組みました。また、その財源確保としてクラウドファンディングを実施しました。
寄付件数87件、総額859,000円のご寄付をいただき、客車の屋根および車内の改修に活用させていただきました。
多くの方々のご支援、誠にありがとうございました。