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令和6年度分 市長への手紙の紹介(福祉・医療)
令和6年4〜9月に寄せられた『福祉・医療』に関するお手紙と対応を要約して掲載しています。
福祉バスについて(令和6年6月19日受理)
旅行のときは、どうしても荷物が多くなりますので、可能であれば、荷物を置ける棚か、スペースがあると助かります。 また、福祉バスにはシートベルトがついていません。ぜひつけていただけるとありがたいです。
対応
福祉バスは、外出支援や近郊の送迎用と考えています。 昨年度検討しましたが、福祉バスは路線バスと同様の構造であるため、シートベルトの設置や荷物置き場は整備できませんでした。ご理解くださるようお願いします。
子どものいない家庭にも支援を(令和6年6月28日受理)
子どもがいる家庭ばかり支援されています。子どもがいない家庭は苦労してないから、何も支援されないのですか。国もすべて子どもがいる家庭が優先されています。どうにかしてほしい。
対応
子育て支援ばかりではなく、低所得者世帯への給付金や、全世帯を対象とした商品券の無料配布にも取り組んでおります。今後も、社会情勢に応じ検討します。
救急歯科医について(令和6年7月3日受理)
網走の歯医者さんは、土曜、日曜、祝日が休みで、救急時にも診てもらえません。救急歯科医が必要と考えます。
対応
市内の歯科診療は土曜は午前8時30分〜午後1時00分まで、日曜、祝日は休診となっております。 救急時には、空いている時間で診てくれる場合もあるかと思いますが、休日や時間外の歯科診療は、現状では難しいのでご理解くださるようお願いします。
市内の整形外科の診療体制について(令和6年10月29日受理)
4⽉から厚⽣病院の整形外科が無くなると聞きました。ケガして地元で治療が受けれないと思うと⽣活が不安になります。市として何か対策は考えているのでしょうか。
対応
網走厚生病院は、令和7年4月より整形外科の入院・手術の診療縮小、それに伴い外来診療も縮小することを公表しています。
整形外科の診療体制の確保は、市民の安心・安全な生活を守るうえで重要な課題です。
今後、網走厚生病院及び関係機関と協議してまいります。
医療費の支援について(令和6年10月30日受理)
医療費の月の上限額を設定し、大学生の医療費を支援しているまちがあります。ぜひ網走市でも取り入れてほしいです。
対応
市では高校生年代までの医療費の助成を行っておりますが、これを拡大するには、公平な制度設計が求められるなど様々な課題があると考えております。
いただいたご意見や他市の先進事例など参考にしてまいります。
健康マイレージの繰越について(令和6年10月30日受理)
今年度から繰越をなくしたようですが、脳ドックなどを受診すると溜まりますし、20ポイント以上となるとポイ捨てするのはもったいないです。なんとか翌年に繰り越せるようにしてください。
対応
対象事業も増え、毎年特定健診(又は健康診査)やがん検診を受診し、対象事業に参加すると、繰越ポイントがなくても20ポイントの達成が可能となっておりますので、マイレージ制度の変更についてご理解くださいますようお願いいたします。
厚生病院整形外科について(令和6年10月30日受理)
閉院してしまうと聞きました。市長さんの力でなんとかドクターを探してください。
対応
網走厚生病院は、令和7年4月より整形外科の入院・手術の診療縮小、それに伴い外来診療も縮小することを公表しています。
整形外科の診療体制の確保は、市民の安心・安全な生活を守る上で重要な課題です。
今後、網走厚生病院及び関係機関と協議してまいります。
健康マイレージの繰越について(令和6年10月30日受理)
健康診査をしてポイントをもらうのは良いのですが、超過した分が繰り越しが効かないというのはとても残念です。
どうか繰越できるように見直してください。
対応
対象事業も増え、毎年特定健診(又は健康診査)やがん検診を受診し、対象事業に参加すると、繰越ポイントがなくても20ポイントの達成が可能となっておりますので、マイレージ制度の変更についてご理解くださいますようお願いいたします。
新型コロナワクチン後遺症患者の救済について(令和6年11月7日受理)
予防接種健康被害救済制度申請希望者に、分かりやすい書き方案内を配布し、幅広い広報媒体で周知してください。市内全ての病院へ希望される患者さんに、受診証明書の記載やカルテの写しの拒否をしないよう通達をだしてください。ワクチン接種記録の保管期限延⻑、若しくは接種者⼿帳の発⾏を国に働きかけてください。
対応
予防接種健康被害救済制度は、市公式サイトでの周知に加え、請求を希望される方への丁寧な説明を心掛けております。また、医療機関へは、必要に応じ市からも説明しております。
予防接種による健康被害の救済は、法に基づき全国一律のルールで進められております。
子ども向けイベントの土日の開催について(令和6年11月12日受理)
市主催の子ども向けイベントが平日昼間のものが多く、参加できず残念です。土日の開催があるとうれしいです。
対応
子育て支援センターでは、ハロウィンやクリスマスなどの季節のイベントや、リフレッシュ講座などは、講師や職員の体制、対象者のニーズなどを考慮し、開催日を決めてまいります。
厚生病院整形外科の存続について(令和7年1月6日受理)
整形外科がなくなるとのことで、手術してもらった先生に見てもらうのが一番いいのに、どうしてなくなるのか不思議でなりません。どうか先生が辞めないようにお願いできないでしょうか。
対応
網走厚生病院は、令和7年4月より整形外科の入院・手術の診療を縮小することを公表していますが、今後も外来診療は継続し、整形外科がなくなることはないと伺っております。
診療体制の確保は、市民の安全・安心な生活を守る上で重要な要素です。
今後も、網走厚生病院および関係機関と協議してまいります。
なお、医師の任免を決めるのは病院であり、市はこれに関与できないことをご理解ください。
保育園について(令和7年1月22日受理)
支払いや生活の為に共働きで働きたくても保育園などの空きがなく働けません。
対応
年度途中の入園希望の場合、タイミングによっては一部の年齢で待機児童が生じることがあります。その際には保育園の空きが出次第、先着順で入園できるよう待機の申込みや、一時保育、子育てサポート、認可外保育施設などをご案内いたしますので係までご相談ください。
高齢者の医療費の負担割合について(令和7年3月3日受理)
所得のある高齢者の医療費は、3割負担が良いと考えます。
対応
高齢者の医療費負担は、所得に応じて1割、2割、3割となっており、所得額によっては3割を負担している方も一定数いる状況です。
介護福祉士への支援や介護施設の紹介について(令和7年3月29日受理)
網走市には介護施設は沢山ありますが、介護職員さんがどこの施設も減っています。介護職員さんをサポートする市の政策または介護福祉士を受験し合格した人にお祝い金の制度を導入してみてはどうでしょうか?
市役所のホームページに介護施設紹介の項目を作ってみてはどうでしょうか?
紹介の内容に施設の名前と建物の写真、施設の雰囲気良いところを掲載してみてはどうでしょうか?新しく入社したい人も出てくると思います。
対応
市では、平成28年度より介護職員初任者研修受講料の助成や若者の離職防止のためのスタッフ研修交流会などを実施してきました。また、令和6年度からは介護職員として復職された方に支援金として5万円を助成しています。
市の公式サイトには、建物の写真は掲載していませんが、介護施設の一覧を掲載しています。
今後も関係団体との意見交換などから介護人材確保に向けて取り組んでまいります。

