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帯状疱疹について

ページID:0001763 更新日:2023年12月4日更新 印刷ページ表示

帯状疱疹は、水痘(みずぼうそう)と同じウイルスで起こる皮膚の病気です。
 水痘(みずぼうそう)が治った後も、ウイルスが体内に潜伏し、過労やストレスなど免疫力の低下をきっかけに再び活性化することで発症します。50歳代から発症率が高まり、80歳までに3人に1人が発症するといわれています。

帯状疱疹の症状

 身体の左右どちらかの神経に沿って生じるチクチクした痛みに続き、赤い発疹や水ぶくれが帯状に広がります。
痛みを伴うことが多く、3~4週間ほど続きます。

帯状疱疹の合併症

 三叉神経(顔などの感覚を脳に伝える神経)に沿って発症すると、皮膚の症状だけでなく、神経にも炎症を起こし、視力低下・顔面神経麻痺・脳炎などを引き起こすおそれがあります。
 また、皮膚の症状が治った後も、痛みが続く(帯状疱疹後神経痛)ことがあります。

帯状疱疹の治療

 早期発見・早期治療が大切です。
 ウイルスの増殖を抑えるための抗ウイルス薬の内服のほか、痛みを抑える鎮痛薬や炎症を和らげる軟膏などが使われます。
 身体の違和感やかゆみなど、帯状疱疹を疑う症状に気付いたら、できる限り早く医療機関を受診し、治療を開始することが大切です。
 発疹が現れてから3日以内の治療開始が重要とされています。

帯状疱疹はうつるの?

 帯状疱疹はうつりませんが、水痘(みずぼうそう)としてうつる可能性があります。
 水痘(みずぼうそう)にかかったことのない方々との接触をなるべく避けるようにしましょう。

帯状疱疹を予防するためには

 免疫が低下しないよう、日頃の体調管理が大切です。
 バランスのとれた食事、規則正しい生活と質の良い睡眠、適度な運動、リラックスできる時間を作るなど、気分転換によりストレスをためない生活を心掛けましょう。

帯状疱疹の予防接種について

 50歳以上の方は、ワクチンを接種することによって、帯状疱疹の発症を抑えたり、重症化を防ぐことができます。個人の判断で接種する「任意の予防接種」ですが、令和5年4月より接種費用の一部助成を開始しました。 詳しくは「帯状疱疹予防接種費用の助成」のページをご覧ください。