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網走市社会教育長期計画2019-2028
今日、本格的な人口減少・少子高齢化社会を迎え、社会経済情勢がめまぐるしく変化しており、住民のライフスタイルも多様化・個性化・高度化しています。そうした中、多様な学習活動が地域の自立に向けた意識の向上と協働による地域づくりへと結び付いていくことが、誰もが安心して暮らせるまちづくりのために、ますます重要となってきています。
このことから、網走市の教育目標並びに網走市総合計画の趣旨に基づき、策定委員会の開催、さらには市民へのアンケート調査、高校生のワークショップの実施結果などを踏まえて、「まちづくりのための学び」を軸とする長期的展望に立った第4次社会教育長期計画を策定いたしました。
計画の構成と期間
この計画は、「基本構想」と「基本計画」で構成し、計画の期間は、2019年度から2028年度までの10ヶ年とします。
「基本構想」は、将来を展望して、網走市の社会教育がめざすまちの姿と、それを実現するための目標を示しました。
「基本計画」は、基本構想で示した目標を達成するため、各分野における施策の方向性や視点を体系的に示しました。
計画の位置づけ
- 本計画は、教育目標を実現するために、社会教育のめざすべき全体像を体系的に示す計画として位置付けます。
- 本計画は、教育基本法第17条第2項に規定される地方公共団体が策定する教育振興のための施策に関する基本的な計画として位置付けます。
- 本計画は、第6期網走市総合計画の社会教育に関する個別計画として位置付けます。
- 本計画の範囲は、学校管理下に行われる教育を除く、住民の学習活動全般を対象とします。なお、学校教育との継続性・関連性のある教育の内容については、それを対象とします。
基本理念
社会教育は、学びを通じて市民の「幸せに暮らしたい、安心して暮らしたい」の気持ちに応えます。
将来像
明日を拓く地域、ひと、学びの循環
「将来像」を実現するための5つの基本目標
- 目標1 一人ひとりを大切にするやさしいまちづくりのための学び
- 目標2 豊かな自然と共生する安全・安心なまちづくりのための学び
- 目標3 ひとが集い、にぎわいと活力を生むまちづくりのための学び
- 目標4 豊かなひとを育むまちづくりのための学び
- 目標5 スポーツを通じたまちづくりのための学び
計画の進行管理
基本計画の実現のために、既存事業の改善や新規事業の開発を行い、事務事業の実施後には、それを評価して再事業化するなど、一連の推進管理体制を確立します。
このために、基本計画に基づいて、3ヶ年ごとに重点目標を定め、具体的な事務事業で構成される社会教育推進計画を毎年策定します。
タイトル | 内容 |
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網走市社会教育長期計画2019-2028 | 網走市社会教育長期計画(全ページ)[PDFファイル/8.72MB] |