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令和4年度分 市長への手紙の紹介(その他)
令和4年度に寄せられた『その他』に関する手紙の内容を要約して掲載しています。
賃貸物件について(令和4年7月21日受理)
賃貸が少ないのに、高くて引越ができません。
対応
民間の賃貸住宅は市場性により、部屋の規模や家賃が決まりますので、家賃を下げることは困難ですが、市では現在、潮見地区において、子育て世帯向けの市営住宅を建設しています。応募には所得額など一定の条件がありますが、ご検討ください。
新庁舎について(令和4年8月8日受理)
新市役所に暖炉など、とんでもない話。そんなぜいたくなものはいらない。役所に遊びに行くわけではない。もっともっと大事なことがあるのではないか。新市役所になんでもつけたら良いというものではない。身障者駐車場も2台では少ない。せめて、3~4台はほしいと思う。
対応
新庁舎1F市民ホールへの暖炉設置は、再検討の結果行わないこととしました。
また、新庁舎には、障がいを持つ方をはじめ、高齢者の方やケガをしている方、妊産婦など車の乗り降りが困難な方のための「おもいやり駐車場」を3台分配置する計画です。
市長への手紙の投稿の仕組みについて(令和4年11月7日受理)
網走市の公式サイトからの市長への手紙は、名前、住所、メールが必須となっています。市長は住民の代表です。住民の要望や疑問に応えるためには、意見を集めやすくするべきだと考えます。匿名で市長への手紙を投稿する仕組みの導入をしていただきたく存じます。
対応
お寄せいただくお手紙に返信することを前提に考えていたため、お名前などの項目を必須としていたところですが、今回のご意見を踏まえ、市公式サイトの内容を見直し、「必須」という表記は削除します。
シングルの女性や高齢者への支援について(令和4年11月14日受理)
社会は女性に対しての「子育て支援」が中心で、シングルの女性(特に年金生活者)には何の支援もない。非正規雇用の所得も低く、最近は物価も高騰し、とても生きづらい毎日です。シングルの女性にも高齢者にも優しく住みやすい網走、サポート(支援)を希望します。
対応
「子育て支援」以外のシングル女性へのサポートについては、女性相談員を配置して相談対応を行っております。
市役所内の理髪店などの存続・職員食堂の復活について(令和4年11月21日受理)
長年単身赴任して、定年退職で網走に戻ってきましたが、理髪、売店はそのままで嬉しかったです。理髪・売店は残してください。職員食堂を復活させてください。
対応
市役所内の理髪店、売店および食堂は、市職員の福利厚生を目的に設置されたものですが、その運営は、職員の互助団体である網走市職員厚生会が、各事業者に委託する形で行われてきたものです。
近年は、いずれも利用者の減少が進み、食堂については、平成30年6月末をもって委託先事業者が撤退し、閉店に至ったところです。
理髪店と売店についても、令和6年に予定されている新庁舎への移転のタイミングで終了となります。
水道料金の支払方法について(令和4年11月28日受理)
水道料金をクレジットカード払い、d払いなどできるようにしていただきたいです。
対応
水道料金は、金融機関などの窓口や口座振替、コンビニでの支払いのほか、本年4月からは、スマートフォンでのウォレット払いも可能としたところです。今後も利用者の利便性の向上のため、ご意見を参考に取り組みを進めます。
あばしり地域応援商品券の配付方法について(令和5年1月17日受理)
一般世帯1万円、子育て世帯2万円はありがたいですが、一人暮らしの一般世帯は1万円、子ども2人の4人暮らしは2万円は、不平等ではないですか。働き損の子育て罰という状況の中、懸命に子育てしています。結婚をしない方が得、子育てをしない方が得という少子化を助長するようなことは辞めてください。
対応
「あばしり地域応援商品券」の無料配付は、物価高騰に対する生活支援として、家計への影響を少しでも軽減するため、生計を一つにしている世帯を対象としており、特に出費の多い子育て世帯については、2万円分の配付としたところです。
物価高騰の影響は、世帯の状況によって異なるものと認識していますが、市民の皆さまの家計への一助となればと考えています。
東京農業大学生物産業学部(オホーツクキャンパス)の公立大学法人化について(令和5年1月24日受理)
学費等の金銭面で大学に進学したくてもできない受験生が大幅に増えていると思われます。網走市を中心に、東京農業大学生物産業学部を公立大学法人化し、学費を低減するとともに、教育研究環境のより一層の充実を図ってはいかがでしょうか。
対応
オホーツクキャンパスの入学者数は、令和3年度のみ、わずかに定員を下回りましたが、令和4年度を含めこれまで常に定員を超える入学者を確保し、少子化が進む現代においても4~5倍の志願者数を維持している状況ですので、現状では、公立大学法人化の検討は必要ないものと認識しています。
工事等の発注方式について(令和5年2月13日受理)
網走市が実施する工事は、日本独自の仕様発注方式で発注されており、網走市の発注者責任が全うできません。新国立競技場のように、グローバルスタンダードな性能発注方式を提言します。
対応
技術系の職員は確保されており、現場確認など業務に支障を来たす状況にはありませんが、発注する工事の規模などを総合的に勘案した上で、今後、性能発注方式の導入についても検討します。
新庁舎の建設などについて(令和5年3月30日受理)
以前のように職員食堂も復活させて市民利用もさせて欲しいです。また、庁舎の横に畑を作って、野菜市を開催して欲しいです。
対応
新庁舎は中心市街地区という地理的条件から、飲食は周辺のお店を利用いただき、まちの賑わいを創出したいと考えております。
また、行政施設としての機能を優先して整備することや、土地の広さからも畑を作ることは困難な状況です。