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網走市「生涯活躍のまち」構想 ~網走版CCRC構想~

ページID:0001079 更新日:2023年12月4日更新 印刷ページ表示

網走市の現状

生産年齢人口の減少、高齢化の進行により、これまでの人口転換理論に当てはまらない「少産多死型」の段階に入ったと考えられます。
このような人口動態の変化の中にあっても誰もが健康で幸せを感じることができる持続可能なまちづくりをしていくため、市民はもとより移住者などが役割や生きがいを持ち、生涯にわたって活躍できるまちづくりを推進する必要があります。

構想の方向性

日本版CCRC構想は、「東京圏をはじめとする高齢者が、自らの希望に応じて地方に移り住み、地域社会において健康でアクティブな生活を送るとともに、医療介護が必要なときには継続的なケアを受けることができるような地域づくり」を目指すもので、主な意義としては、

  1. 中高年齢者の希望実現
  2. 地方への人の流れの推進
  3. 東京圏高齢化問題対応

の3点が挙げられます。
しかし、受け入れる地域では、人口増、受け皿整備による地域医療・福祉サービスの拡充などが期待される反面、社会保険料の増嵩などのリスクも想定されます。
そのため網走版CCRC構想では、一般的な日本版CCRC構想の枠組みにとらわれず、地方とのマッチングに関心を持つ都市部のオフィスワーカーと高齢者をターゲットに、本市に強みである東京農業大学生物産業学部が有する学びの魅力と、「食」を活かしたビジネス創出サポート体制の構築による移住・定住の促進を図ることが有効ではないかと考え、種々の基礎調査、WEBリサーチ、モデル事業の実施などに取り組みました。

調査・検証結果

幅広い年齢層が大学での学びや網走の「食」に興味を持っているものの、寒冷地であることや利便性などの理由から、直ちに移住・定住につなげることは難しいことがわかった一方で、モデル事業の実施では、飲食業をはじめとするさまざまな業界から網走の地域資源への高い関心が伺えるなど、想定以上の高い評価が得られました。
これらのことから、まずは首都圏でのイベントを通じて、網走の「食(材)と、東京農業大学だからこそ体験できる「大学の学び」の魅力を認知を進めることで、本市と継続的な関わりを持つ「網走ファン」を創出することが重要であると考えます。

網走市「生涯活躍のまち」構想の考え方

基本方針

医療分野の充実などにはこだわらず、本市の強みである「食」と東京農業大学生物産業学部が有する「学び」の魅力を活かした取り組みにより、まずは網走に継続的に関わりを持つ関係人口の創出・拡大に取り組み、将来的な移住者・定住者の呼び込みに繋げていきます。

ターゲット

リカレント教育に興味を持つ50歳以上のオフィスワーカーと都市部の高齢者に、調査・実証実験から判明した若い世代を加えた、30~50歳代をターゲットとします。

実現に向けた取り組み

  1. 関係人口の萌芽期:教育機会の創出
  2. 関係人口の成長期:網走市民(生産者等)と首都圏の交流拡大【ビジネスマッチング等】
  3. 関係人口の成熟期:移住・定住の促進

といった段階を想定し、産学官金などの連携により各種の施策に取り組みます。

構想の詳細は、『網走市「生涯活躍のまち」構想~網走版CCRC構想[PDFファイル/1.36MB]』をご覧ください。

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