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結核(BCG)予防事業

ページID:0001741 更新日:2024年3月1日更新 印刷ページ表示

結核について

結核の菌が肺の中に入って病巣を作り、せきやたんまた微熱がでる病気です。
特に赤ちゃんがかかると、抵抗力(免疫)が弱いので、重症になりやすく重い後遺症を残すこともあります。現在でも、数千人の方が命を落としています。網走では、昭和60年に結核の集団感染がありました。

BCGワクチンについて

牛にかかる結核菌を弱めて作成した生ワクチンです。

接種方法について

生後3か月以上12か月未満に1回、上腕の2か所に押しつけて接種します。

注意点

接種したところは、日光のあたらないところで自然乾燥させてから衣服を着ます。1時間以上経過すれば、入浴ができます。3~4週間位(個人差があります)で針跡がポツポツと赤くなり、その先に一部白くうみを持ちますが、その後かさぶたになります。
ひっかいたり、カサブタを無理にはがさないようにしてください。通常3か月くらいできれいになります。これは、正常な反応でBCGがついた証拠です。ばんそうこうをはったりせず、乾燥させて清潔を保って下さい。

副反応・症状

BCG接種後、腋窩リンパ節が腫れることがありますが、自然に消失しますので特別な措置は必要ありません。接種部位がひどくはれたり、化膿したり、あるいは発熱したときは、医師の診断を受けてください。

コッホ現象

10日以内に針痕がポツポツと赤くなり、黄色く膿をもち、2~4週間後に瘢痕になり治癒する反応が起こる事があり、これをコッホ現象といいます。結核感染後にBCG接種をすると反応が強く現われる事があります。このように早期のうちに反応が現われた時は、網走市保健センター及び医療機関で接種された場合は医師にご連絡ください。