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四種混合・二種混合予防接種

ページID:0001739 更新日:2024年4月1日更新 印刷ページ表示

百日せきについて

初めは風邪のような症状ですが、激しいせきが1~2か月も続きます。特に夜間に目立ちます。息を吸い込むときヒュウヒュウと音がするのが特徴です。赤ちゃん(特に5~6か月以下)がかかると重症になりやすく、肺炎や脳炎を起こすこともあります。

ジフテリアについて

38度前後の熱がでて、のどが腫れます。偽膜と呼ばれる灰白色の膜のようなものがのどにつきます。重症になると、偽膜が広がり呼吸困難や、チアノーゼなどを起こし、死亡することもあります。毒素が、血流にのって全身に回ると、心筋や神経をおかすこともあります。

破傷風について

けがをしたときに、土の中にいる破傷風の菌が、傷口に入って起こる病気です。菌が入ると、傷のある手や足に緊張感が生じます。全身がだるくなったり、筋肉の緊張、言葉がしゃべりにくくなったり、発熱、けいれんなどの症状が出ます。菌の毒素が全身に回ると死亡することもあります。子供は泥遊びや外などで裸足になったりすることがありますので十分注意が必要です。この病気は、人から人へは感染しません。

ポリオについて

ポリオのウイルスが脊髄の細胞に入る病気です。手足の運動神経がマヒし、重症の場合は呼吸困難で死亡したり、重い障害が残ります。現在日本では、ほとんどこの病気の発症はありませんが、東南アジアの一部の国では、まだ流行があるので油断はできません。

四種混合・二種混合ワクチンについて

二種混合ワクチンはトキソイド2種類(ジフテリアと破傷風)を皮下注射します。

四種混合ワクチンは不活化ワクチン2種類(百日せきとポリオ)と、二種混合ワクチンのトキソイド2種類(ジフテリアと破傷風)を混ぜたものを皮下注射します。日本で認可されているワクチンは2種類ありますが、どちらもウシ、ウマ、ヒツジ、ブタ由来成分が含まれています。また、添加物や安定剤としてホルマリン等が含まれています。

接種方法について

四種混合ワクチン

(令和5年度より生後2か月から接種可能となりました)

1期初回:生後2~90か月(7歳6か月)未満の間に標準期間として20~56日間隔で3回接種(56日を超えても救済の対象になります)
1期追加:初回の3回目終了後標準期間として12~18か月(1年半)の間に1回接種。

二種混合ワクチン

11歳から13歳になるまでに2期として、1回接種します。

(注)百日せきにかかった児は二種混合予防接種をする事ができます。この場合ポリオは単独の不活化ポリオワクチンを接種します。
(注)三種混合ワクチンは、平成26年12月から製造販売中止となっておりますので、現在実施していません。

注意点

接種する回数が多いので、接種もれに注意しましょう。接種間隔があきすぎた時は医師に相談してください。接種後には、注射のあとが固くなったり、赤く腫れたりする事がありますが、2~3日で治ります(冷たいタオルで冷やして下さい)。ただし、接種の回数が増すごとに腫れやすくなるので、腕を変えて接種しましょう。