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網走保健所より水痘注意報が発令されました

ページID:0016603 更新日:2025年6月9日更新 印刷ページ表示

北海道では感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に基づき感染症発生動向調査を実施しております。
このたび、令和7年第22週(令和7年5月26日~6月1日)における、網走保健所管内の定点あたりの水痘患者報告数が、注意報基準である「1人」を上回り、「水痘注意報」が発令されました。

水痘は、水痘-帯状疱疹ウイルスの初回感染によって引き起こされる疾患で、感染成立後約2週間程度の潜伏期間を経たのちに発疹・発熱などの症状が出現します。多くは発疹がかさぶたになって(痂皮化)治癒しますが、一部は脳炎・肺炎・肝炎などを合併し、重症化することもあります。治癒した後もウイルスは神経節に潜み、のちに帯状疱疹を引き起こす原因となります。


とくに抵抗力の弱い乳幼児や高齢者、薬剤などの影響で免疫力が低下している人が感染した場合、重症化しやすいので、注意が必要です。
予防にはワクチン接種が効果的です。予防接種が可能な年齢で未接種の方は早めの接種をおすすめします。
ワクチン未接種のお子さんは水ぼうそうや帯状疱疹の感染者との接触はさけましょう。

参考

全道の流行状況(北海道感染症情報センター)<外部リンク>

水痘とは(国立感染症研究所)<外部リンク>