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第3次網走市食育推進計画(令和2年度~令和6年度)
計画策定の趣旨
食育は、平成17年に成立した食育基本法において「生きる上での基本であって、知育、徳育、及び体育の基礎となるべきもの」と位置付けられ、「単なる料理教室ではなく、食に対する心構えや栄養学、伝統的な食文化についての総合的な教育のこと」とされています。
「食」は子どもたちが豊かな人間性を育み、生きる力を身につけていくためには極めて重要で、国民一人ひとりが生涯にわたって健全な心身を培い、生き生きと暮らすことが出来るようにするために、食に関する知識と安全な食べ物を選択する能力を身に着ける「食育」の推進が必要です。
こうした状況を背景に、平成17年6月「食育基本法」が制定され、当市では国内有数の食糧生産基地として、安全で新鮮な農畜産物や水産物を供給する使命を持ちながら、豊富な食材を生かし、市民の生涯にわたる健康で豊かな生活を実現するために、平成20年に「網走市食育推進計画」、平成27年には「第2次網走市食育推進計画」を策定し「食育」を推進する各種啓発活動などに取り組んできました。今後も食育活動を継続し、より一層効果的に食育の推進を図るとともに、「食」へ感謝し、豊かな人間性を育む日本の心と食文化を継承発展させていくために、令和6年度までの5年間を期間とする「第3次網走市食育推進計画」を策定しました。
基本理念 「こころも からだも 食が育む 元気なあばしり」
心を育てる食育
- 地域の食を基盤にして、人々の生産・加工の営みと健康で文化的な生活を実現する。
- 「いただきます」「ごちそうさま」という言葉の意味である、全てのものに感謝するという「心」を育て、継承する。
健康を支える食育
- 食生活や栄養バランスなどについて、正しい知識を蓄積し、実践していくことで、一人ひとりの「からだ」の健康づくりを支える。
- 食育を通して、日々の生活習慣などを見直し、これから先の健康で元気な市民生活につなげる。