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咽頭結膜熱(プール熱)に注意しましょう!
咽頭結膜熱にご注意ください!
網走保健所管内の定点医療機関あたりの咽頭結膜熱患者報告数(速報値)が、警報基準である3人以上となったことから、咽頭結膜熱警報が発令されています!(令和6年5月30日)
咽頭結膜熱とは
アデノウイルスによる感染症で、プールで感染することもあるため「プール熱」とも呼ばれています。
5歳以下に多く発症する傾向にあり、通年発生しますが、6月頃から徐々に増えはじめ7~8月がピークとなります。
感染経路
- 患者の使用したタオルの共同使用や手指を介した接触感染
- 飛沫感染
- プール等でウイルスが含まれた水が結膜に直接侵入すること
症状
- 発熱、頭痛、食欲不振、全身倦怠感、咽頭痛
- 結膜の充血、目の痛み、涙が流れる、光がまぶしく感じる、目やに等
これらの症状が3日~5日続きます。
一般的に症状は片眼から始まり、その後もう一方の眼にも現れます。
感染を予防するためには
- 患者との密接な接触を避ける
- うがいと石けんでの手洗い
- 消毒用エタノール、速乾性手指消毒薬による手指の消毒
- プールでは、水泳前後にシャワーでよく体を洗い流す
- 器具には、煮沸や次亜塩素酸ナトリウムでの消毒
参考
咽頭結膜熱について(厚生労働省)<外部リンク>
咽頭結膜熱とは(国立感染症研究所)<外部リンク>
咽頭結膜熱警報の発令について(北海道網走保健所) [PDFファイル/105KB]