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肺炎予防について

ページID:0010720 更新日:2024年5月31日更新 印刷ページ表示

肺炎予防について

肺炎は、感染症の一つで、菌やウイルスが体内に入って感染し、引き起こされる肺の炎症です。
咳、たん、息切れ、発熱など風邪と似た症状が現れます。
風邪だと思っても、症状が長く続く、高熱が続く、息を吸うと胸が痛いなどの場合は肺炎の可能性があります。
高齢者ではこのような典型的な症状ではなく、元気がない、食欲がないなどの症状のこともあります。年齢が上がるごとにかかりやすくなり重症化のリスクも高くなります。

肺炎予防のためにできること

  • うがい、手洗い、マスクの着用
  • 歯磨きで口腔内を清潔に
  • 誤嚥に気をつける(誤嚥は、飲食でむせた時などに、食道でなく気道に食べ物や水分が入ることです)
  • 免疫力を高めるー規則正しい生活、持病のコントロール、禁煙など
  • 予防接種もありますー肺炎球菌、RSウイルスなど(肺炎球菌ワクチンは、65歳の方への助成があります)

肺炎を起こす原因の一つ 大人のRSウイルス感染症

RSウイルスは生涯にわたり何度も感染する、風邪症状のでる一般的なウイルスです。
乳幼児によくみられる感染症で、健康な大人は感染しても軽症で、自然に治ります。
高齢者や、喘息、COPD、心疾患、糖尿病などの基礎疾患をお持ちの方や、免疫機能が低下している人が感染した場合は、肺炎などにつながることがあります。

感染経路

飛沫感染と接触感染です

 飛沫感染:感染した人の咳やくしゃみにより飛んだウイルスを吸い込むことで感染
 接触感染:ウイルスの付いたものを手で触れ、ウイルスが体内に入り感染

症状

4-5日の潜伏期間を経て、発熱、咳、鼻水などの上気道の症状がみられます。数日続き、快方に向かう場合が多いのですが、下気道に感染が及ぶと、ゼーゼーとした音や呼吸困難などの症状がみられる場合もあります。

診断と治療

RSウイルス感染症に特徴的な症状はないので、症状のみでの診断は困難です。乳幼児に用いる検査キットでは、大人のウイルスの検出は難しいとされています。確立された治療法がないため、症状を和らげる治療が中心になります。

予防のために

上記の「肺炎予防のためにできること」とあわせて気をつけましょう

  • 風邪症状のある人の近くではマスクを着用
  • 体調が悪いときは無理をしない
  • 外出後や飲食前の手洗い、外出先でのアルコールでの手指消毒
  • 予防接種もあります(お医者さんにご相談を)