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サケ

網走のおさかな図鑑 ~サケ~

◆標準和名:サケ、シロザケ(サケ目サケ科)
◆漢字:鮭、白鮭
◆学名:Oncorhynchus keta
◆英名:chum salmon、dog salmon
◆地方名:アキサケ、アキアジ ほか多数

サケの写真

形態

背中は青黒色で側面は銀色、腹部は白色をしており、体長は60~75cm程で、中には80cmを超えるものもいます。性成熟に伴って体色は黒ずみ、赤・黄・紫色などが混ざった模様(婚姻色)が現れます。また、オスは吻(目から鼻先までの部分)が伸び、上あごの先端が下方に曲がって、両あごの歯が強大になるという二次性徴を示します。
婚姻色が出ておらず、きれいな銀色をしたサケはギンケ(銀毛)、婚姻色が出ているものはブナと呼ばれます。

生態

サケは北太平洋と北極海の一部に分布しており、日本では利根川以北と山口県以北の河川に遡上しますが、数が多いのは東北と北海道です。
日本で生れたサケは、海で冬を数回過ごし、2~8年魚になって産卵のために生れた川(母川)に戻ってきます。母川への遡上は夜間や増水時に活発で、産卵期は9~翌2月と比較的幅広くなっていますが、ピークは概ね10月頃となっています。産卵場所は河口近くから数10km上流の範囲に及んでおり、地下水が湧き出る砂れきの場所が適しています。
受精からふ化までは約2ヶ月で、ふ化した仔魚(しぎょ=子供の魚)は体長2cm程です。ふ化後2ヶ月ほどで体長約3.5cmの稚魚となって川底から抜け出して泳ぎ出します。稚魚は小さな水生昆虫を食べながら川を下り、数日から数週間で海へ出た後、しばらくは岸近くで生活し、体長7cm程になると、6~7月の沿岸水温が15℃に達する前に沖合域に移動します。(この頃の主な餌はカイアシ類、ヨコエビ類などです。)
幼魚の多くは1年目の夏から晩秋をオホーツク海で過ごし、水温の低下に伴い北太平洋へと移動して、その西側海域で冬を迎えます。その後、冬の間に幼魚は海流などにより東へ移動し、2年目の夏にはベーリング海へと移動して、3年魚以上のサケと合流します。これ以降は、夏のベーリング海とその周辺に分布し、秋はアラスカ湾付近の北太平洋に南下して冬を過ごすという生活を繰り返します。北太平洋では主にオキアミ類、ヨコエビ類、クラゲ類を餌とし、多くは3~5年魚になると産卵のために日本に向かいます。

サケの移動経路図

その他

サケは獲られる時期や場所などによって色々な名前で呼ばれることがあります。主に次のようなものがよく知られています。

・トキシラズ(時不知)…トキ、トキザケ、噴火湾沿岸の一部ではオオスケとも呼ばれ、春から初夏に三陸から北海道の太平洋沿岸で漁獲されるサケ。トキシラズはその年の秋にロシアの河川で産卵します。

・ケイジ(鮭児)…秋に主に知床沿岸で漁獲されるサケのうち、その年には成熟しないもの。ロシア起源とされています。

・メジカ(目近)…本州の日本海側の河川に遡上・産卵するために回遊中のサケが、オホーツク海沿岸で漁獲されたもの。まだ二次性徴が見られず吻が短いので、目から鼻先までの距離が近いのが名前の由来です。

トキシラズ、ケイジ、メジカともに、成熟が進んでいないため身に脂がのっており、普通のサケよりも美味しいということで珍重されています。
また、産卵後のサケはホッチャレと呼ばれ、通常は食用に適しませんが、森や川にすむ生き物がホッチャレを食べることで、海から運ばれてきた豊かな栄養を利用できるという点で注目されています。

トキシラズの写真

網走市内で釣り上げられたメジカ(市内在住の久保拓徳さん提供)




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