2020年1月に発生した「新型コロナウイルス感染症」は、社会に大きな影響を及ぼしました。
直ちに学校が休業され、マスクが不足し、外出や会食の自粛が要請されるなど、日常を奪われたこの 3 年間でした。
この間、網走市では医療の確保に向けた取り組みや、ワクチンの確保とスムーズな接種など市民の皆さんの安全と安心をお届けする取り組みを進めてまいりました。
また、「三つの密」の回避、「人と人との距離の確保」、「マスクの着用」、「手洗い等の手指衛生」、「換気」等の感染防止対策を市民の皆様にお願いしてきたところです。
これが5月8日以降、政府の方針により、感染症法のいわゆる2類相当から 、5類へと、その対応が変わり従来の取り扱いが変わってまいります。いわゆる、インフルエンザと同様の取り扱いとなってまいります。
例えば、事業所などで従来行われてきた 、入場時の検温や入口の消毒液の設置、アクリル板やビニールシートなどのパーティション仕切り の設置などについて、今後は各事業者において判断することとなります。
一方、感冒の流行時期には従来通り、手指の消毒、外出を控える、マスク着用と いった感染防止対策は有効とされていますので、適宜適切に対応いただければと思います。
3年の月日がかかりましたが、やっと、通常の生活を送ることができるようになります。市民の皆様に、今までのご苦労とご協力に心から感謝いたします。
ありがとうございました。
令和5年4月27日
網走市長 水 谷 洋 一