市民の皆さまへ
市民の皆さまには、日頃より、新型コロナウイルス感染症に対して、様々な対応をいただいておりますことに、改めて感謝とお礼を申し上げます。
鈴木直道北海道知事からも同様のメッセージが発せられておりますが、新型コロナウイルス感染症への対応が長期化する中、感染された方々やそのご家族、そして医療・介護従事者をはじめ、私たちの生活を支えてくださっている関係者の皆さんが、いわれのない偏見や差別、心ない誹謗中傷やいじめなどにより心を痛め、傷つき、悲しんでおられます。
このような差別やいじめなどの心ない行為は、決してあってはならず、許されるものではありません。
新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、この感染症に対する不安をお持ちの方も多いと思いますが、基本的な感染防止対策を取って行動することで、感染リスクを避けることができます。
市民の皆さまにおかれましては、不確かな情報に惑わされ、差別やいじめなど人権侵害につながるような行動をとることのないよう、正しい情報の下、理解を深め、冷静に思いやりのある行動をしていただくようお願いいたします。
さて、全国的な感染拡大により、年末年始の書き入れ時に、市民の皆さまを取り巻く環境は厳しさを増し、特に人が動かないことで大きな打撃を受けている事業者の皆さまも、多いことと存じます。
この苦しい時を乗り切ってほしい、来年の希望の光を信じて何とか頑張ってほしい、そして、また笑顔で網走のまちなかでお会いをしたい。 このような思いを込めて、事業者や医療機関・福祉施設等に対し、先に支給させていただいた支援金について、12月25日の第10回臨時市議会で議決いただき、年末に応援金として追加給付いたします。
新型コロナウイルス感染症の収束を願い、市民の皆さまにとりまして、来年は希望の見える年である事を心からご祈念申し上げご挨拶といたします。
令和2年12月28日
網走市長 水谷 洋一
令和2年4月 ( 21日付 )