体操の効果を調べるため、22名のモニターの皆さんに、3ヶ月間、1日1回のカニチョッ筋体操を続けてもらいました。
体操を始める前と3ヶ月間体操をした後で、血液検査、筋肉・脂肪量の検査、体力測定を行いましたが、多くの皆さんに良い結果が表れましたので、その効果の一部をご紹介いたします。
多くの方が、3ヵ月後には、太ももの筋肉の断面積が増えました。中でも特に効果があったのは、普段使われることの少ない内転筋群(内ももの筋肉)でした。
3ヵ月後には、多くの人が背中やお腹の筋肉量が増え、皆さんの平均値も上がりました。
《筋肉が厚くなった人の割合》
◎腹直筋(俗にいう腹筋)……32%
◎肩甲骨下筋(背中の筋肉)…………32%
◎上腕三頭筋(俗にいう力こぶ)……45%
22名のうち16名(73%)の方が、ウエスト周囲を減らしました。このうち5~10cm減らした方が3名(14%)いました。
22名全員が、内臓脂肪の面積を減らしました。また、もともと運動習慣のない人ほど内臓脂肪が多く減りました。
内臓脂肪って?
さまざまな生活習慣病には、内臓の周りに付着した脂肪(内臓脂肪)が大きく関わっているということが分かってきました。一見太っていないように見えても、内臓脂肪の面積が100cm以上の方は生活習慣病や、脳梗塞などのリスクが高いとされています。
3ヵ月後の体力測定では、多くの人に「脚筋力」「バランス能力」「握力」の向上が見られました。
こんなに痩せました! Aさん:(55歳・男性)
■体重 89.5 → 86.7kg(△2.8)
■腹囲 113.0 → 105.1cm(△7.9)
■内臓脂肪 198.6 → 170.3平方センチメートル(△28.3)
■皮下脂肪 252.3 → 210.5平方センチメートル(△41.8)
体力がアップしました! Cさん:(74歳・女性)
■ステッピング(歩行能力) 70 → 73回
■長座体前屈 (柔軟性) 45 → 49cm
■ファンクショナルリーチ(バランス)29.7 → 38.7cm
こんなに筋肉がつきました!Bさん:(66歳・女性)
■ハムストリング(太ももの裏側の筋肉)の面積 19.7 → 20.6平方センチメートル
■内転筋群(太ももの内側の筋肉)の面積 19.7 → 20.6平方センチメートル
■上腕三頭筋(力こぶ)の厚さ 2.4 → 2.6cm
■肩甲骨下筋(背中の筋肉)の厚さ 1.4 → 1.7cm
血液検査項目の1つである「HbA1c」の数値に、多くの方で改善が見られました。これは、糖尿病に関係する数値で、過去3ヶ月間の平均的な血糖の状態がわかるものです。
1.運動習慣がついた(17名)
2.歩いても以前より疲れなくなった(14名)
3.身軽に動けるようになった(13名)
4.からだの調子が良くなった(12名)
5.体力がついた(11名)
6.椅子や床から立ち上がるのが楽になった(11名)
7.階段が楽に上がれるようになった(9名)
8.痩せた(7名)
最初は、「3ヶ月間もできるかな・・」と話されていた方もいましたが、3ヶ月間続けることで、「運動習慣がついた」という方が多かったです。その他にも、体力や筋力がつき、動きやすくなったり、体の調子がよくなったという方もたくさんいました。
1日1回5分でもカニチョッ筋体操を続けると、色々な効果があることがわかりました。みなさんもはじめてみてはいかがでしょうか。
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