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平成23年度市政執行方針

1 はじめに

 平成23年第1回定例市議会において、予算をはじめ関連する議案のご審議をいただくにあたり、市政の執行の所信と施策の概要を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。
 私が昨年12月1日より市長に就任し、4か月目を迎えたところでありますが、常に市政に思いを致しながら日々を過ごしてまいりました。
 私は、まちづくりの基本理念として「一人はみんなのために、みんなは一人のために」の言葉に表れるように、自主・自立・自助と相互扶助をその基本として、市民と協働して様々な政策の展開を図ることが大切なことであり、また「住みたい街が行ってみたい街」であり、「まちの魅力と賑わい」の創出、そして「人が生き生きと暮らすことのできる活力」の創出が、これからの自治体運営に求められていると考えています。
 財政状況については、危機的状況を脱したと認識しつつも、税収の伸びない中での自治体運営の厳しさは変わりありません。しかしながら、まちへの投資と未来への投資を通して、健康な市民、経済、まちを目標にしっかりと市政のかじ取りをしてまいります。
 国内経済と国の財政は依然厳しく、地方もまた自立化の道のりは厳しいものがあります。少子高齢化に伴う各種施策の歳出は自然増となっています。まさに、新たな視点での「協働のまちづくり」を進めていく必要があると考えています。
 網走は多くの先人たちの努力により、幾多の困難を乗り越えてまいりました。先人たちの勇気に学び、現在の厳しい局面にも立ち向かって、健康な市民、健康な経済、健康なまちを作っていくために、私は先頭に立って行動していく覚悟です。

2 市政執行の基本方針

(1)市政を取り巻く環境

 わが国の経済状況は、先行きが不透明な状況が続いております。
 国は、直近の月例経済報告において、「一部に持ち直しに向けた動きが見られる」と景気の基調判断を7か月ぶりに引きあげたものの、同時に「失業率が高水準にあるなど厳しい状況にある」との認識を示しており、海外の景気の下振れ懸念や為替レートの変動など、景気をさらに下押しするリスクを考慮いたしますと、当面は厳しい経済状況が続くものと考えております。
 加えて、国の平成23年度予算案では、税収を約9%増の41兆円と見込んでいるものの、過去最高水準である44兆円を超える新規国債発行を予定し、借入金収入が税収を上回る状況が続いていることも、大きな懸念材料の一つであります。
 国の予算規模を示す一般会計は、社会保障関係費で5.3%増の28兆7,079億円、公共事業費は地方向け一括交付金の影響を除いても5.0%減の5兆4,863億円となり、総額で0.1%増の92兆4,116億円と、過去最大の規模となりました。
 しかし、平成24年度以降については臨時財源を頼りに対応することは限界にきていると考えられ、依然財政の厳しさは変わらないものと認識をしております。

(2)当市の財政の現状

 当市は、平成11年から財政の健全化に向けて、行政改革に積極的に取り組んできた結果、平成15年度から成果が現れ、平成21年度決算に至る7年間は基金からの繰入れを行わずに黒字の決算をすることができました。
 平成22年度の見通しは、今後の降雪の状況や市税の収納の状況など、不確定要素はありますが、特別な財政需要が生じない限り、黒字での決算ができるのではないかと考えています。
 こうした中で、新年度予算につきましては、既存の事業については、施策事業費で、一般財源ベースでマイナス2%、経常行政費・施設管理運営費では、事業費ベースでマイナス1%をもって配分、いわゆるシーリングをしたことで、新規、拡充事業の財源を確保いたしました。
 一方、歳入の税収については、4,300万円の減収を見込み、地方交付税については、5億2,100万円の増を見込んでおりますが、臨時財政対策債の減額により、実質的な交付税では、5,300万円の減と見込んでおります。
 この結果、一般会計の当初予算額は、222億5,584万1千円で、対前年比5,500万7千円、0.2%の増となり、特殊要素である長期債の借換え分を除くと、3億2,970万7千円、1.6%の増となっております。
 これは、モヨロ貝塚の整備、子育て支援センターの建設、認定こども園整備、中小企業への一般貸付限度額引上げなどの増が主な要因となっております。
 総じて平成23年度予算は、昨年に引き続き、基金からの繰入れを行わず予算を編成することができました。
 また、11の特別会計では、127億8,606万2千円となり、対前年比2.6%の増、上水道企業会計では17億516万1千円で、対前年比4.1%の増となったところです。
 
 私は、これらの基本的な考え方に基づき、次のとおり政策を推進してまいります。

(3)施策の展開

 はじめに「健康な市民」についてであります。
 市民の健康こそが、まちの活力の源であるとの信条のもと、第2期網走市民健康づくりプランに基づき、子供から高齢者まで生涯スポーツの普及のほか、幅広い健康づくりを計画的に進めるとともに、健康づくりを行うための環境の充実を図り、市民の健康増進政策を進めてまいります。このことについては研究機関とも連携しながら取り組んでまいります。
 地域の医療については、近隣自治体と連携を取りながら、将来を見据えた救急医療体制の課題の解決と充実を図り、医師や看護師の確保など、誰もが安心して病院に診てもらえるまちを目指し、医療体制の安定化に取り組んでまいります。
 子育て支援については、市内2か所目となる子育て支援センターを建設するとともに、認定こども園の設置など、子育て環境の整備を推進するほか、親子のつながり、地域とのつながりなど、「つながり」を大切にした取り組みを進め、生まれた赤ちゃんに絵本を差し上げるブックスタート事業を開始します。
 また、感性を豊かにするための芸術文化に触れる機会の提供や、ポートアルバーニ友好交流25周年を契機に市民訪問団を派遣し、異文化を理解するための交流などを進めてまいります。

 次に「健康な経済」についてであります。
 にぎわいのある・まちづくりのためには、地域産業の活性化により、雇用機会の確保をとおし、働きがいや生きがいを実感できることが大切です。
 基幹の一次産業について、農業においては、畑作3品の振興を基本に、高収益化事業の推進を図り、水産業においては、漁場環境の保全・整備のほか、加工品の収益性や付加価値の向上と販売強化、ブランド化の確立を目指します。
 あわせて、地域で生産される農水産加工品などを、まちづくりに積極的に活用するとともに、中国市場を含めた輸出の可能性について検討してまいります。
 観光については、世界最南限の流氷接岸都市である網走を発信するためにも、老朽化した天都山展望台及び流氷館の改築構想に着手し、今年度は基本設計を行うためにその議論を開始してまいります。
 また、新たに整備を進めている大曲湖畔園地の有効活用については、賑わい創出に向けた取り組みに向けて、引き続き検討を行ってまいります。
 また、道の駅「流氷街道網走」周辺やモヨロ貝塚など川筋周辺をエリアとしてとらえ、中心市街地も含めた、賑わい創出に向けた取り組みを推進してまいります。
 中国を含む東アジアに向けたプロモーション活動を積極的に行うとともに、受け入れ体制の整備を進めてまいります。
 交流人口の拡大に向けて、スポーツイべントや、合宿誘致について積極的に取り組みを行ってまいります。
 また、東京農大や事業者等と連携をしながら、ものづくりに向けた取り組みを図ってまいります。

 次に「健康なまち」についてであります。
 生活基盤の整備については、計画的な公園・道路などの整備を進めるとともに、主要道々のほか、道内のアクセス向上に欠かせない高規格幹線道路の整備について要望するほか、住環境の整備にも取り組んでまいります。
 また、生活バス路線など暮らしに必要な交通アクセスを確保してまいります。
 健康な生活の源である「水」については、必要な上水道基盤を計画的に維持管理してまいりますとともに、昨年断水事故があった調査報告について、第三者による更なる検討を行うことで遺漏なきように、安心できる「水」の供給を図ってまいります。
 ごみ処分場については、ごみの減量化と資源循環型社会の構築を目指しながら、「廃棄物減量化等推進懇話会」の答申を踏まえつつ、最終処分場及び中間処理施設の検討を行ってまいります。
 環境問題については、地球温暖化や、二酸化炭素の排出を抑制するなどの観点からも、「森づくり」を積極的に取り組んでまいります。
 また、当市の財政の危機的状況は脱したところでありますが、地方交付税など地方財政を取り巻く環境は、予断を許さない状況であります。
 このため、これまで取り組んできた行財政改革の歩みを止めることなく、今年度から第3次の行政改革推進計画の策定を開始し、健全な財政運営をしていくとともに、人材の育成、加えて将来に向けて打って出る網走市役所を目指してまいります。
 また、北海道大学公共政策大学院と政策に関する連携協定を結び、政策立案に対する基礎資料の検討や、政策選択の妥当性などについて、ともに研究してまいります。
 
 次に協働のまちづくりについてであります。
 これからのまちづくりは、市民や様々な団体、そして市が、それぞれの役割分担を明確にし、対等な立場で互いに協力しながら、それぞれの持つ特性を最大限に発揮できる仕組みによる「協働のまちづくり」を行い、「自分たちのまちづくりは、自分たちで考える」という姿勢が、これまで以上に必要になってきます。
 そのためにも、市民のみなさんの意見や、アイデアを広く聴く仕組みとして、関係団体や機関などと意見交換会や、市長への手紙のより一層の活用や、みんなの市長室を実施し、幅広く市民の意見を求めてまいります。

 次に、「網走市総合計画」5つのまちづくりの目標に沿って、「豊かなオホーツクに活気みなぎるまち 網走」の実現に向けて、具体的に実施しようとする主要な施策についてご説明いたします。

3 主要施策

(1)支え合い、安心して暮らせるまち

 主要施策の第1は、 「支え合い、安心して暮らせるまちづくり」 です。

保健・医療
 保健については、市民の皆さんが健康で安心して暮らせるよう、第2期網走市民健康づくりプランに基づき取り組んでまいりますが、子宮頸がんや細菌性髄膜炎を予防するワクチン接種などの疾病予防を実施してまいります。
 また、精神的な問題を抱える当事者や家族を支援するため、「北海道いのちの電話」相談と連携するほか、うつ病や自殺の防止に関する知識の普及に努めてまいります。
 医療については、公的医療機関である網走厚生病院へ支援を行い小児医療などの安定的な医療体制の確保を図るとともに、基幹病院・特別病院・かかりつけ医による救急医療体制づくりに取り組んでまいります。

地域福祉
 地域福祉については、人権尊重思想の普及啓発を図るための取り組みを行ってまいります。
 高齢者福祉については、関係機関と連携し、介護予防に向けた事業に引き続き取り組むとともに、地域で安心して生活するための環境を整えてまいります。
 障がい福祉については、すべての方が地域でいきいきと安心して暮らせるまちづくりを推進するため、次期の網走市障がい者福祉計画(ハートプラン)並びに第3次の網走市障がい福祉計画を策定いたします。
 子育て支援については、市内2ヶ所目となる地域子育て支援センターを建設し、育児不安に対する相談や遊びの広場、子育てサークルへの支援などを行い、地域の子育て支援の拡充を図ってまいります。
 また、保護者の就労の有無に関わらず教育・保育を一体的に行い、子育て支援の充実が図られるよう、認定こども園の整備に対する支援を行います。

社会福祉
 ひとり親家庭については、母子家庭の母の雇用の安定及び就労できる環境づくりを確立するため、制度拡充された自立支援教育訓練給付金を支給するなどの支援に引き続き取り組んでまいります。
 勤労者福祉については、地域の将来を支える建築技能者などの人材の確保及び養成のため、建築関連の業務に従事しようとする方に就学支援を行うとともに、研修等の機会を確保してまいります。

(2)快適で調和のとれたまち

 第2は、 「快適で調和のとれたまちづくり」 です。

都市基盤
 市街地の整備については、川筋地域の一体的な整備を意識し、網走川右岸線の道路整備及びモヨロ地区に駐車場を備えた緑地の整備に着手してまいります。
 公共交通については、あらたに策定される「網走市地域公共交通総合連携計画」に基づき、法定協議会が主体となり、コミュニティバスや乗合タクシーの実証運行や利用促進啓発などを実施してまいります。

生活安全
 市民の安全対策については、自然災害に備え、危機管理体制の拡充を図るとともに、地域の防災力の向上を目指し、「地域防災計画」の見直しを図ってまいります。
 消防については、老朽が著しい水槽付消防ポンプ自動車を更新し、消防設備の充実を図ってまいります。

環境
 地球温暖化の防止については、木質バイオマスエネルギーを利用し二酸化炭素排出を減少させるため、ペレットストーブ普及に向けた取り組みを拡充してまいります。
 自然環境の保護については、涛沸湖及び周辺域の環境保全推進のために観察会の開催やガイドブックの作成などを行ってまいります。
 廃棄物処理については、ごみ減量化とリサイクルのあり方を協議し、廃棄物処理施設構想等について調査・検討を行います。
 また、減量化については、学校給食などから排出される生ごみの堆肥化の実用化に向けた取り組みを拡充してまいります。

生活環境
 公営住宅については、中・長期的な建替えの検討と修繕コストの縮減を図るため「公営住宅等長寿命化計画」を策定いたします。
 上水道については、安全で安心な水を安定して各家庭に届けるため、導水菅・配水管の敷設替などを行ってまいります。

(3)にぎわいと活力にあふれるまち

 第3は、 「にぎわいと活力にあふれるまちづくり」 です。

農林業
 農業については、薬用作物の導入に係る設備投資費用等の一部を助成し、高収益作物の導入を促進してまいります。
 また、エゾシカ被害の増加など野生鳥獣による農作物被害等の対応については、駆除の担い手に対する環境改善を図り安定した駆除体制を確保してまいります。
 林業については、森林の持つ木材生産と環境保全という公益機能の維持と再生を図るため、長期的な展望にたった計画的な森林整備を引き続き推進してまいります。

水産業
 漁業については、ウニやナマコなどの浅海域漁業資源の漁場造成を引き続き行うとともに、内水面漁業の対策では能取湖の漁場環境と漁業資源を総合評価し、永続的な漁業を行うための「長期保全計画」を策定いたします。
 水産加工及び水産物販売については、地場水産物を活用した新製品等の研究開発を進めるほか、縁故団体や関連企業との相互連携を強め、幅広いPRと首都圏などに向けての多様な販売戦略の構築を目指してまいります。

観光
 観光については、平成22年度に実施した旅プランコンペ応募作の事業化に向けた取り組みを行います。
 また、増加する外国人観光客に対応し、網走駅に外国人に対応可能な案内人を配置するとともに、既設の案内看板に外国語標記を追記し利便性を向上させてまいります。
 広域の取り組みでは、近隣の自治体と協議会を設置し、広域連携による観光バス運行実証試験等を実施いたします。
 大曲湖畔園地では、農園整備、景観整備を進めるほか、進入道路を整備してまいります。

商工業
 商業について、中心市街地対策では、中心市街地の機能についての現状把握とまちなみ再生に向けた今後のあり方の調査・研究を行ってまいります。
 中小企業対策では、一般資金貸付の融資限度額を引き上げ、円滑な金融支援を行います。
 新産業の創出では、引き続き各種制度により支援を行うほか、市場開拓・販路拡大については、網走の新鮮な食材を札幌市内のホテルにおいて特別メニューで提供する網走フェアを開催し、販路拡大を目指します。
 雇用労働対策については、地域における季節労働者の通年雇用化に向けた取り組みを引き続き実施するとともに、国の緊急雇用創出事業やふるさと雇用再生特別事業を活用した積極的な雇用創出を図ってまいります。


(4)みずから学び、ふれあいを大切にするまち

 第4は、 「みずから学び、ふれあいを大切にするまちづくり です。

学校教育
 学校教育については、「網走市学校教育計画」に基づき、教育内容の充実、学校運営の改善、教育環境の整備に努めてまいります。
 また、基本的生活習慣の確立や、学力及び体力向上の取り組みを進めるほか、個に応じたきめ細かな指導、豊かな人間性を育む教育に取り組んでまいります。

高等教育(大学)
 東京農業大学については、地域の経済活性化を担う「人づくり」に取り組むなど、地域に開かれた高等教育機関として大きな存在となっています。
 このような中、少子化の進展により学生の確保が、大学にとって重要課題であり、また、地域経済やまちの活気に大きな影響を与えることから、農大が学生確保対策として実施する「キャンパス見学会」や「地元から入学する学生への学資支援金」などの取り組みに引き続き支援してまいります。

生涯学習・社会教育
 生涯教育・社会教育については、市民が自ら学習することで生活や経済活動を豊かにし、地域づくりへも発展していく契機となるような学びの場が求められていることから、網走の魅力や価値を再発見し、新たな発想や創造のための学習機会を提供してまいります。
 また、読書活動ではゼロ歳児の子供を持つ親たちに、絵本や読み聞かせパンフレットなどを配布する「ブックスタート事業」に新たに取り組みます。

芸術文化・文化財
 芸術文化については、多くの市民が優れた芸術文化に触れ、豊かな人間性を育む芸術文化活動の充実に努めるとともに、美術館・博物館の企画・展示事業や普及活動を実施してまいります。
 また、モヨロ貝塚については、遺跡の内容を展示紹介するガイダンス施設の建設に着手するとともに、市内の施設で出土品の展示を行ってまいります。
 美術館については、居串佳一生誕100年を機に、記念特別展を開催いたします。

スポーツ
 スポーツについては、競技スポーツを目指す市民はもとより、生涯にわたり身体能力に応じて気軽にスポーツに親しみ、健康の維持・増進が効果的に図られる環境整備を行ってまいります。
 また、2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップのベースキャンプ地としての誘致活動を積極的に取り組んでまいります。

交流
 国際交流については、ポートアルバーニ市との姉妹都市交流25周年を記念し、市民訪問団を派遣し、さらなる交流を深めてまいります。
 また、国外、特に中国との経済交流を推進するため、地元加工品などの小規模貿易や取引に係る課題の把握、販路開拓に向けた調査・研究を進めてまいります。
 地域間交流については、友好都市である神奈川県厚木市へ小学生訪問団を派遣し、子ども達の相互交流を深めるほか、交流10周年を迎える沖縄県糸満市へ訪問団を派遣するとともに、観光物産交流都市の山形県天童市との交流も行ってまいります。

(5)みんなで知恵を出し、いっしょにつくるまち

 第5は、 「みんなで知恵を出し、いっしょにつくるまちづくり」 です。

地域協働
 地域協働については、まちづくりの主体である市民や地域活動の核である町内会、さまざまな分野で活動している市民活動団体などの多様な組織・団体と取り組んでまいりますが、市民活動の拠点となる市民活動センターの利用促進と活用によるボランティア団体、NPO団体のサポートなどに積極的に取り組んでまいります。
 また、各コミュニティセンターでは、地域の特色を生かした活動を支援し地域コミュニティの形成を図るとともに、近年の猛暑に対応し、地域の弱者に対する熱中症対策のための環境整備を行ってまいります。
 男女共同参画については、広報紙やホームページなどを通じ市民の意識醸成を図るとともに、平成23年度で計画期間が完了となる「網走市男女共同参画プラン」の次期計画を策定いたします。
 広報・広聴については、市民との協働のまちづくりを進めていくためには、市民の声をできるだけ多く聞くことと、市政の情報を分かりやすく提供することが大切です。
 このため、広報紙やホームページの活用をはじめ、「まちづくり推進住民会議」「まちづくり宅配トーク」「市長への手紙」を引き続き行うとともに、市長室をオープンにし市民などの声を直接聞く「みんなの市長室」を実施するほか、タウンミーティングを行うなど、市民と一緒に考えていくまちづくりを進めてまいります。

行財政・広域連携
 行財政運営の取り組みについては、新たに、北海道大学公共政策大学院と連携し、政策選択や政策成果を検証・分析する仕組みづくりを行ってまいります。
 また、第3次の「網走市行政改革推進計画」を策定し、健全な財政の維持と効率的な行財政運営に取り組んでまいります。
 広域連携については、大空町と形成する定住自立圏において、圏域形成に必要な生活機能の確保を図るための共生ビジョンを策定してまいります。

4 おわりに

 予算全体としては、「歳入規模に見合う歳出規模の構築」を基本とする一方で、市民の健康や福祉、地域経済の自立に向けた産業の振興や、にぎわいの創出などの施策に配慮し、「健康で安心なまちづくり」の実現に向けた、予算編成といたしました。
 今後とも予断を許さない経済情勢と国政の動向を把握しながら、健康な市民、経済、まちの更なる向上を目指し、より一層、的確かつ持続可能な財政運営を心がけてまいりますので、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

網走市長 水 谷 洋 一

H23年度市政執行方針
タイトル 主な内容
平成23年度市政執行について PDFファイル (236KB) 市政執行の所信と施策の概要について
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